大変なのは飲食業だけかと思いきや
連日報道されている新型コロナのニュース。1ヶ月近く前までは「あー、飲食店の方々は大変だなぁ」なんてテレビを見てましたが、ついにボクの業種にも影響がでてきました・・・。
ここまでお客さんが減るとは正直予想していませんでした。(ちなみにボクは小売業を営んでいます)とにかく創業以来初めての落ち込み方です。
存続するにはとにかく現金が必要なのですが。。。
税理士の「借りれますよ!!」の言葉を信じて
現在、債務超過&リスケ中という平時なら絶対にニューマネーは出てこない状況。そんな中でも有事である今なら業績不振の企業でも絶対貸してくれますよ!今回のは”別枠”ですから!!と顧問税理士。
まぢか!ありがたい!!と思う反面、ホントに貸してくれるのかな?という疑問と、もうこれ以上借りたくないよな、という複雑な心境・・・。
でも現状なけなしの貯金を切り崩し始めた(130万も!)現状を鑑みると、やはり借り入れでしか生き残る術はないんですよね。
いざ金融機関へ!
借りれるという税理士の言葉を聞いていたので若干楽観的な気持ちで税理士と共に金融機関を訪ねました。ここは今まで取引の無い初めての金融機関です。
パンフレットを見ると「最大3億円 据え置き期間最大5年」というなんとも頼もしい字が躍ります。担当者も物腰柔らか。でも「大丈夫です」とう即答はありません。
それから以下のような会話。
担当者 「現在条件変更をしている金融機関さんにはご相談されましたか?」
ボク 「今のところしていません」
担当者 「据え置き期間後は私共を優先的に返済をしていただかなければなりません。他行さんにそのように取りつけていただかないと話はすすめられません」
ボク 「ですよねぇ。私も据え置き期間後の返済についてどうすればいいのかと思っていましたから。とりあえず他行さんに相談の上出直してきます。」
担当者 「私も上の者と掛け合ってみますね」
というやりとりのあと3期分の決算書の写しを渡しました。
まぁ「上のものと掛け合ってみます」というセリフはだいたいダメな時なんですよね。せめてもの希望は前期は黒字決算だったということくらい。
やりとりした雰囲気では「こりゃダメだな」って感じをもって帰路につきました。
翌日には断りの電話が
さて他行さんに連絡してっみっか~と思った矢先、例の金融機関から電話が。
「誠に申し訳ないのですが今回の融資はできないとう判断になりました。決算書を見させていただきましたがコロナ以前から業績が悪化していたようでしたので・・・」
DA・YO・NE!
「ボクもそう思っていました!いや、むしろこんなに早く連絡していただいてありがとうございます!」と返すのが精いっぱいでした( ;∀;)
仕方ないという思いしかない
ま、やっぱりなという結果でしたね。でも世の中怒りに震えている経営者もいるようで。
ボクとしては今回のことは「仕方ない」としか思っていません。貸す側の立場になってみれば、たとえコロナ禍であってもそもそもが赤字決算が続きでそのうえ債務超過でリスケ中なんて企業に貸すわけがないのは理解できます。
政府や金融機関に怒りをぶつけるというのはお門違いというものです。
でもこんなふうに言われるとちょっとカチンともきます(苦笑)
そりゃそうだろコロナにかこつけて本来借りれない金を貸してもらおうなんてふざけんなって話だよ。そんな経営者はコロナ便乗組であって潰れてしまえばいいのさ。怒るなら自分の能力の無さに怒れよ。
— ゆうちゃんと(ランボー者…ホントは優しい) (@lymeconsulting) April 25, 2020
中小企業の経営は泥沼化必至 「コロナ対策融資」すべて断られ怒り #ldnews https://t.co/vlYjRbgQMA
言ってることは間違ってないけど、失敗してる人に対してはもう少し優しく接して欲しいなぁ(;・∀・)
政府も金融機関も淘汰を望んでいるのかも
今回のコロナ禍は、感染者だけでなく企業にもトリアージが採用されてるってことなのかもしれませんね。助かりそうな人には優先的に呼吸器を!ってな感じで。
融資断られた身として心境は複雑だけど当たり前といえば当たり前ってことですよね。
しかし。しかーし!いったいどう乗り切ればいいんだ!?
とりあえずは200万の給付金で乗り切るしかない!2ヶ月しかもたないと思うけど・・・
いよいよ決断の時かなぁ( ノД`)シクシク…